罪悪感とは?

奇跡講座に出てくる罪悪感は、
普段、個人が感じる罪悪感を含めた、
もっとスケールの大きな罪悪感が書かれています。


罪悪感が生じたのは、
母親の胎内から生まれる前、
さらに言うと、
ビッグバンによって物理的な宇宙が始まる前です。


元々、私たちは天国にいるキリストでした。
もちろん今でも天国でキリストとして存在し続けています。


ところが、ある時に分離のアイデアを思い付いて、
天国から分離した心と自我を作り出しました。


そして、
自我の「分離は起こった」という思考体系を
信じて採用してしまった事で、
天国にいながら、
それとは別に、
天国から分離した心として、
分離のアイデアの中に入り込んでしまいました。


この状態を、この世界で例えるなら、
ベッドで寝ている人のような感じです。


実際はベッドに横たわって、眠っているけれど、
「分離のアイデア」という、
天国からの分離の夢を見て、
夢見る本人は、苦しんでいる状態です。


しかし、分離のアイデア自体は、
現実になる前に、神によってすぐに取り消され、
実際に現実になる事はありませんでした。

このように、
自我の「分離は起こった」という思考体系を
信じて採用してしまった事で、
神を裏切ってしまい、悪い事をしてしまった、
神に罰せられるに違いない
という罪悪感に苦しむようになりました。


この罪悪感があまりに苦しいので、
罪悪感から逃れるために、
自我が用意してくれた物理的な宇宙に逃げ込みました。


さらに、この一つの心は無数に分裂して、
無数に分裂した心の破片の一つ一つが、
それぞれ、肉体や肉体を持たない存在などとして、
別々の人生を体験するようになりました。


これによって、
罪悪感と元の分離した心は、
物理的な宇宙の外の無意識の心の領域に置かれたまま、
自覚出来ない状態になってしまいました。


ですから、私たちは、
罪悪感と分離した心を自覚できないまま、
物理的な宇宙の中で肉体の人生を体験しているのです。

罪悪感をそのままにしておくと、どうなるの?

罪悪感の本体は、無意識の心の領域に置かれたまま、
罪悪感の象徴が、様々な形で、
物理的な宇宙の中に投影されています。

罪悪感の投影の例

  • ネガティブな感情
  • プレッシャー
  • ストレス
  • 病気
  • 人間関係のトラブル
  • 事件
  • 事故
  • 戦争
  • 貧困
  • 社会問題

罪悪感をそのままにしておくと、
これらの体験を、
同じ形でまた体験したり、
別の形で体験する事で、
際限なく繰り返してしまう事になります。


これらの体験の繰り返しを、
奇跡講座以外の教えでは、
「カルマ」、「業」、「輪廻」と呼んだりもします。

罪悪感はどうやって取り消していくの?

罪悪感は、
先ほど紹介した、
「罪悪感の投影の例」のような、
罪悪感の象徴(投影)を使って、
取り消していきます。


そして、
罪悪感を実際に取り消す行為が、
奇跡講座に出てくる、赦しの実践です。


赦しの実践では、
今まで、奇跡講座以外では、ほとんど紹介されたことがない
独特の思考プロセスを、
日常生活の中に当てはめていきます。


実際の赦しのやり方は、
こちらを参考にしてみて下さい。


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